すべてのジャンルはマニアが潰す
マニアな私です。
ふと気づいたら、読者が100名を超えておりました。こんなブログを読者登録していただいてありがとうございます。ビアライターなんて肩書ではありますが、ビールばかりに偏らず、専門的な話に偏らず、という考えで何カ月か書いてきました。
それでも、ビールばかりで専門的な話が多かったりするんですけど。
できるだけマニア向けにならないようにと思ってはいるのです、はい。なぜなら、正直に誤解を恐れずに書くと、マニアが嫌いなんですよね。
……ですが、やっぱり誤解を恐れてしまうので、書き直します。
マニアが嫌いというか、マニアだけを対象にしたくないという言い方もできますかね。なので、自分もマニアですが、マニアではない人の視点もなくしたくないんです。
とはいえ、ビアライターなんて肩書がある以上、ある程度マニアックな情報を仕入れる必要もあるし、知っておかないといけない事柄も多いわけです。そして、情報をインプットすると、アウトプットしたくなる。その時に、マニア視点にはならないように、というのが難しいところ。
もう一度書きますが、自分自身がマニアですからね。
また、「すべてのジャンルはマニアが潰す」なんて言葉もあります。新日本プロレスを買収したブシロードの木谷社長の言葉です。
この記事の中に書かれている、
コアなユーザーがライトなユーザーを拒絶していたがために、プロレスが衰退していった面もありました。
ってところですね、重要なのは。自分が嫌いなマニアっていうのは、こういった「ライトユーザーを拒絶するコアなユーザー」のこと。マニア自体はどのジャンルにも必要な人たちですから、マニアの存在は否定しません(そうでないと自分も困る)。木谷社長の発言もマニアすべてを否定してのものではないですし。
そして、マニアは自分自身で情報を取ってこれる人たちなんですよね。そういった人たちに向けて情報を発信するのもいいのですが、それは自分ではなく他の人の役割。その役割を担っている人はたくさんいます。それはそれで重要なこと。
ですが、自分は新しいビールファンの裾野を広げるような発信をしたいと思って活動しているんです。なので、読者が100名を超えたというのはうれしい限り。読者登録をしてくれた人は、必ずしもビールに興味があるわけではないでしょうし。
まあ、読者登録が増えたところでアクセスが伸びるというわけでもないんですけど。実際、ここ最近アクセス数は減少傾向です(笑)。
とはいえ、100超えというのは本当にありがたい。ブログを始めた当初、読者登録が1桁だったときには読者が3桁なんて考えられませんでしたからね。
そんなわけで、今日はビールで乾杯したいと思います(いつも飲んでいるだろうというツッコミはナシで)。
私からは以上です。本日はありがとうございました。