ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

多様性とそれを受け入れる環境が整っている「キリンビールサロン」が楽しかった話

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担当の回でもないにも関わらず図々しく参加した私です。

 

自分自身もとても楽しみにしている「KIRIN BEER SALON」(キリンビールサロン)が、11月9日から始まりました。毎月1回、5カ月に渡る連続講座で、生麦にあるキリンビール 横浜工場にて開催。

 

このブログでも紹介しましたが、キリンビールのnoteでもインタビューを受けて思うところをお話ししました。

note-kirinbrewery.kirin.co.jp

 

このnoteにも、このサロンがどんなものかが書いてあります。

キリンビールが長年培ってきた知識や技術をお伝えする講義に加え、ビールの最前線で活躍する方たちをゲストにお招きしたトークセッション、参加者の方が実際にビールをつくる体験までを含めた全5回の連続講座。

ただ知識を得るだけではなく、体験を通じてビールの面白さを知り、そして、同じようにビールが好きな仲間と出会う。そういう場を目指しています。

 

大手ビール会社がこういった試みを進めていくのは、非常に興味深い。というだけでなく、純粋に楽しそう。講師の依頼を受けた時点で、そう思いました。そして、第1回に見学という形で参加してみて(講師としては第2回の担当なので)思ったのは、

 

 

楽しい!

 

 

ということ。

 

あくまでも立場は見学なので内容に深入りはしていないのですが、それでも楽しさが伝わってくるというか、見学という立場でも楽しかったなと。

 

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第1回は、大きく分けると2部構成。

  1. 自分の好きなビールを持ち寄り、そのビールとともに自己紹介
  2. 8種類(スタイル)のビールを試飲し、実際に造りたいビールをイメージ

1.のビール&自己紹介がなかなかおもしろくて、当然ながら人によって選ぶビールの種類と理由が異なるわけです。これだけでビールの多様性を表しているのではないかと。

 

それと、このサロンがうまくいきそうだなと思ったことがもうひとつ。キリンビールのサロンなのに、サントリー、サッポロのビールを持ってきている人がいたこと。それを持ってきても大丈夫だという雰囲気を事前に醸し出していたということであり、それを受け入れられる環境を作っているということが、非常にいいことだと思ったのです。

 

そういった魅力的な環境で、自分がビールに対して考えていることをお話しできるのが今から楽しみです。

 

私からは以上です。本日はありがとうございました。

 

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