フィンテックや価値主義によって日本のクラフトビールはどう発展していくか、なんてことを書きたい
三連休は仕事を一切しなかった私 @hiroyukitomie です。
今年はメリハリのある生活をしたいと思っていて、あまり仕事をやる気にもならなかったので三連休は特に何もしませんでした。このブログも無視。それでも多少のアクセスはあったのでありがたいことです。
ゆるんでいるだけでなく、いつか張るときは張らないといけないんですがね。
もちろん今年はピーンと張るつもりでして、一冊著書を出したいと考えています(出したいと思って出せるものでもないけど)。その内容をそろそろ整理していきたいと思っているので、メモ代わりにここで軽く書いておきたいと。
なぜ書くのか
一応、ビール関連の記事を中心に書いているので、一冊書くにはやはりビール関連でと思っているのですが、いま世の中に出ているビールの本って結局は何がおいしいとか、どうやって造るとか、ビールや醸造家の紹介とかそういう話ばかり(自分の著書もそうですが…)。
それはそれで面白い部分はあるんですけど、どの本も同じようなことばかり書いているので、あまり面白さを感じなくなっているんです。今までビール本を手に取ったことのない人はそうでもないと思います。ビール本ばかり見てきた自分がそう思ってるってこと。
つまりは自分が書いてきたことへの反省もあるわけですが、「ビールの企画は銘柄をとにかく紹介して楽しく」なんて傾向があります。実際、ある編集者にそんなことを言われたことがあります。自分はそういうことばかり書きたくないと思っていたんですけど。
ま、それはそれで需要はあるのでいいとしても、そうじゃない話も書きたいんだよなあ、と漠然と思っていました。それと、ビールの紹介なんて自分が書かなくてもいいわけですし(自分がやらなくても誰かがやるということ)。
自分の価値を最大化するには、他の誰かがやりたいと思っていることや他の誰でもできることではなく、自分にしかできないことをやることが必要なわけです。もしくは、あるオピニオンを最初に提言するとか。「唯一」か「最初」にならないと。
ですが、漠然と思っているだけではどうにもなりません。結局、日の目を見るかどうかはわからなくても、自分が書かないとどうにもならないんですよね。
じゃあ、書いてやろう。
と思ったわけです。
書きたいことメモ
さて、具体的に書きたいことはこういうことです。
まず、個人的には「クラフトビール」という言葉は嫌いだけど、一言でまとめる言葉がないのでここでは便宜的に「クラフトビール」を言葉を使います。
そして、書きたいことの本質は、「テクノロジーや価値の変革によって変わる考え方と、それがどうクラフトビールに影響するのか」ということ。次のようなことを書きたいと思っているんですが、
- 里山資本主義、価値主義とこれからのクラフトビール
- クラフトビールファンとそうでない人の意識の断絶
- フィンテックによる経済活動のショートカットの進行
- ビールにおいてショートカットできない価値は国産ホップ
- クラフトビールの「シェア」を増やすのではなく「シェア」が必要
1.と5.なんて実例を出すと本当に面白い。そして、3.のショートカット。ビール会社に限らず、「営業」という仕事はどんどんショートカットの対象となっていくでしょうね。営業ではなくインフルエンサーの重要度が増してくる。
いま、お金2.0っていう本が売れてますよね。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本
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こういう話だったり、ちょっと前の本ですが、里山資本主義だったり、そういった内容をなぞる感じにはなるかもしれませんが、それが総論だとしたら、自分が書きたいことはビールについての各論。
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
- 作者: 藻谷浩介,NHK広島取材班
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2013/07/10
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日本のクラフトビールもこれと同じ文脈に乗って発展しようとしているんじゃないか、というのが仮説です。そして、キーワードにしたいのは国産ホップ。
今日はここまでにしておきましょう。今後もさらに具体的に考えを書いていきたいと思います。
私からは以上です。本日はありがとうございました。
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