自分が影響を受けたビールに関する本
返答に困っている私です。
たまに聞かれることがあるので、自分が影響を受けたり、おもしろいと思ったビール本について書いておきましょう。これについても聞かれると返答に困るんですよね。すぐに思い出せなくて。
ということで、思い出したらまたリストを更新していくかもしれません。なお、自分が関わった本は除きます。
まずはこちら。一番影響を受けた本です。
もやしもん(8)
農大を舞台に、菌が見える主人公とその仲間と菌たちが活躍したりしなかったりするマンガ。ビールのマンガではなく菌マンガなので、 日本酒とかワインとか醤油とかも含めて、菌のおもしろさが伝わってきます。
ビール好きなら8巻を読んでいただきたい(というか、ビール好きはだいたい8巻を読んでる)。
これを読んでビールをもっと知りたいと思ったので、このマンガがなければビアライターなんてやってなかったかも。ビールに対する知的好奇心が湧いてくるマンガですね。
ベルギービール大全
163種類のベルギービールがカラー写真で紹介されています。2011年に改訂された本なので、今では輸入されていないビールも載っているし、新たに輸入されたビールが載っていなかったりします。ラベルデザインが変わったものもありますね。
が、ベルギービールでおさえておきたい銘柄はちゃんと載っていますし、大幅な変化があるわけではないのでさほど問題ないと思います。
定価が2200円+税なのがちょっと手を出しにくいところでしょうが、ベルギービールを知りたいと思ったら読んでおくといいでしょう。
ベルギービール大事典
影響を受けた本というわけではないんですが、上記の『ベルギービール大全』よりも情報が新しく、薀蓄多めということでおすすめしたい本。
注意したいのはビール名の表記が現地の発音に合わせているので、日本で流通している表記とは異なること。例えば、「ヒューガルデン・ホワイト」の表記が「フーハールデン・ヴィット」と書かれています。
こういう本は今までにはなかったので、おもしろいんじゃないかと。ビール名から探すときには苦労しますが。
ビールはゆっくり飲みなさい
こちらも影響を受けた本ではないですが、著者の藤原ヒロユキ氏には多分に影響を受けているので、その一番新しい著書を紹介しておきます。
ビールの注ぎ方やペアリング、ビアスタイルの種類等々、藤原ヒロユキ氏の本を読んだことがある人ならすでに知っていることも多いでしょう。それらに加えて新しい情報をアップデートしているので、まずはビールについて知りたいと思ったら、これをおすすめします。
読み物としてはこれ1冊読んでおけば、ひとまずビールについてはほぼ網羅できるのではないかと。
といったところですね。
もっと日本のクラフトビールを知りたいとか、ムックみたいなのはないのかとか、そんな方はなんでもいいので、この夏に発売されたムックを見てみるといいんじゃないでしょうかね。
これとか。
Discover Japan_GASTRONOMIE もっと知りたい! クラフトビール (エイムック 3805 Discover Japan_GASTRONOM)
- 作者: ディスカバージャパン編集部
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2017/08/21
- メディア: ムック
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エイ出版社はここのところ毎年クラフトビールのムックを出版してます。写真もデザインもキレイだし、 パラパラめくってるだけでも楽しいかと。
以上、自分の本の宣伝もしたいところですが、ぐっとおさえて我慢した私がお伝えしました。本日はありがとうございました。