世界一大きいビアグラスの高さはアンドレ・ザ・ジャイアントの身長と同じ(ギネス・ワールド・レコーズのビールの話)
久しぶりにビールの話を。
「何か企画を出せ。さもないと……」という脅迫文がメッセンジャーで送られてきまして、 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル な僕は必死で企画を考えている最中なわけです(ちなみに「さもないと……」以下は僕の妄想です)。
企画を考える際は、ありきたりで面白味に欠ける企画(ビール・醸造所紹介など)にビールとは違う何かを加えられないか、と考えてみることが多いですね。そこで、先ほどまずありきたりな企画を思いつきました。
「世界一◯◯なビール」です。
はい、企画としてなんら面白くありません。いや、「へえ」くらいには思うかもしれませんが、ありきたりすぎます。とはいえ、とりあえずビール関連の世界一ってどんなものがあったっけかな? と疑問にも思ったので、まずは調べてみたわけですよ。
ギネス・ワールド・レコーズで。
そもそも「ギネス・ワールド・レコーズ」って、こんな経緯でできたもの。
ギネス世界記録のルーツは、およそ1950年代初頭のアイルランドにまでさかのぼります。ウェックスフォード州で狩猟を楽しんでいたギネス醸造所(当時、現ギネス Guinness & Co.)のCEOのヒュー・ビーバー卿(写真左)の頭に、ひとつの素朴な疑問が浮かんだのです。「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれなのだろうか?」と。ふと頭によぎったこの問いをキッカケに、ロンドンでリサーチ業務を行っていたマクワーター兄弟(写真右)に調査および出版が依頼され、世界的に有名な本が誕生することになります。そう、それが『ギネス世界記録』です。
ご存知だとは思いますが、ビールのあのギネスです。そのギネス・ワールド・レコーズにビールのどんな世界記録が載っているのか調べてみました。ギネス・ワールド・レコーズのウェブサイトで検索すればあっさり出てきます。
「beer」で検索したところ、なんと712件(2018年5月14日現在)。
こんなに多いとは思いませんでした。強い企画というのは、オリジナルで面白いものっていうのが大前提なんですが、ありきたりなものでも数が多ければそれだけで強い企画になったりします(駆け出しライターの頃、「日帰り温泉全1000軒」なんて企画を担当したこともありました……)。
なので、「712件もあれば、これで企画になるんじゃね?」とも一瞬思いましたが、権利的なこともあってなかなか企画として成立しにくいかもしれません。
で、「じゃあ、このブログで権利的に問題ない範囲で紹介してみればいいんじゃね?」と思って今に至ります。
前置きが長くなりましたが、712件のビール関連世界一でまず目についたのがこちら。
Largest glass of beer
世界一大きいビールグラスということですが、もうアホですね(世界一というのは往々にしてアホな記録が多いと思います。褒めてます)。
ギネス・ワールド・レコーズの記事はこちら。画像が出ているのでぜひ見てみてください。
もはやグラスとしての実用性は皆無。これ、どうやって飲んだんでしょうか。
最近、日本の自販機の高さは183cmというTweetが各所で流れてましたが、
秀頼様 197cm
— 石田三成 (@zibumitunari) 2018年5月11日
真田信之 185cm
ーー日本の自動販売機183cmーー
前田利家様 182cm
伊達政宗 159cm
徳川家康 157cm
石田三成 156cm
自動販売機と向き合う際の参考程度にどうぞ
このビアグラスは高さ223cm。調べてみたら、なんとアンドレ・ザ・ジャイアントの身長と同じ高さでした。このグラスに向き合えば、アンドレ・ザ・ジャイアントと向き合ったときと同じような感覚になれるということですね!
……ええと、僕はいま企画を考えているところでした。
レターポットやってます↓