池袋の火焔山 蘭州拉麺でエッジのきいた三角麺を
暑いのが大嫌いな私です。
4日ほど前のことになりますが、また蘭州拉麺を食べに行きましてね。これで訪れた蘭州拉麺の店は、ザムザムの泉(西川口)、金味徳(六本木)、馬子禄(神保町)に続く4店舗目。
過去の記事はこちら。
そして、今回は池袋の火焔山 蘭州拉麺。さらに気になっている店がもう1軒ありまして、すでに訪れた3店舗と池袋の2店舗で東京・埼玉蘭州拉麺ビッグ5と勝手に位置づけておりますです。
※2018年7月17日追記:
その気になっているもう1軒を訪れたところ、「うーむ……」と唸ってしまうようなお味でして、おまけに洗い場の水をぶっかけられる(わざとかけられたのではなく、客がいることを気にしていない感じ)という始末。これはビッグ5とするよりも、4店舗で四天王としたほうがいいと判断しました。それに伴って、以下の文章も少々変更しました。
で、火焔山 蘭州拉麺です。
池袋駅から徒歩5分ほど。炎天下の中を歩くにはギリギリの距離です。なお、極 蘭州拉麺はもう少し先。
ところで、ほんまもんの火焔山って行ったことありますか? 西遊記にも描かれていますが、実際に存在する山です。新疆ウイグル自治区のトルファンにありまして、近くには高昌故城やベゼクリク千仏洞もある観光地。
こんなところです。
2005年に訪れたときの写真で、バスの中から撮っています。というのも、このあたりは中国の中でもかなりヤバイくらいの気温が高い地域。6月くらいだったと思いますが、3分外に出ただけで死ぬと思いました。50度を超えることもあり、昔の人たちはよくこんなところを歩いていたなと思うわけです。
そう考えると、池袋から炎天下の中を徒歩5分の火焔山なんてかわいいもんですな。
というわけで、店に入って注文。
「自慢の味 漢方入り」という蘭州ラーメンは980円。麺は細麺、平麺、三角麺の3種類から選べます。もちろん三角麺で注文。
こちらのお店は蘭州拉麺専門店というわけでもないので、他にもメニューはあります。
ウイグルでよく見る拌麺のようなものもあり、これは次回また試してみたいところ。
店内には蘭州拉麺の由来が書いてあります。
これを読んで待っていると(金味徳や馬子禄ほど速いッ! とは思いませんでしたが待ったのは4分くらいでしょうか)……
きましたッ!
美しい。
どの店も蘭州拉麺らしい美しさがありながら、各店舗の個性が出ている感じがします。パクチーは軽くちぎった程度で、辣油少なめ。ただ、辣油は他の店よりも辛さがあるようにも思います。少なめでよかった。テーブルには辣油が置いてあるので、辛いのが好きな人はお好みで。
そしてこの三角麺。こちらもなかなかエッジが立っています。もちろんもっちり。スープは思ったよりも濃い目のような印象(とはいえ、普通のラーメンに比べたらあっさりです)。
いやしかし、どの店で食べても量は多め。満足です。
訪れた他の3店舗にくらべると、火焔山が最も中国的な感じ。たまたまかもしれませんが、訪れたときは客全員が中国人。ややアウェイ感を感じつつも、店員さんはフレンドリーです(僕はそれでも会話できない人見知りでございます)。
ごちそうさまでした。
私からは以上です。本日はありがとうございました。
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