ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

ザムザムの泉(西川口)を初訪問

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最近、蘭州牛肉麺がプチ流行中なのです。

 

マイブームということではなく、2018年ヒット商品番付の前頭15枚目くらいに入ってもいいのではないかと個人的には思っていますがね。どうですかね。

 

Twitter見てても一部でプチ流行しているのがわかります。

 

 

 

こんな感じ。そしてこの↑ザムザムというのが、西川口にある「ザムザムの泉」という店。蘭州拉麺とほぼ同義と考えていいと思いますが、なぜいま蘭州牛肉麺なのかは不明。

 

で、そのザムザムの泉を初訪問してきました。

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12時オープンで即行列ができるなんて話も聞いていたので、ほぼ12時ぴったりに行ってみたら一番乗りでした。

「20分くらいかかりますが大丈夫ですか?」

と言われましたが、時間はあるので問題ナシ。ということで、まず注文を。

 

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メニューは牛大(蘭州牛肉麺)のみ。肉や卵が付いたセットもあります。単品かセットのどちらかを選んで(卵のみトッピング等も可)、麺の種類を選びます。きしめんの倍くらいありそうなビラビラな麺からそうめんくらいの細い麺まで9種類。

 

「本場はもっと多いですよ」

 

なんて店のおねえさんは言ってました。僕は「三細」という丸麺に。注文して落ち着いたところで店内を見渡す……というほどの広さはありません。席はカウンターのみ7席、後ろを振り返るとメニューが貼られていました。

 

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ん? 餃子とか肉まんもあるのか。夜だけかな。

 

ところどころ日本の漢字と簡体字が混ざってるのがおもしろい。「蘭州牛肉面」のうち、「麺」が「面」に変わっているのに、「蘭」は「兰」になっていない。「兰」にしてしまうと「なんじゃこりゃ」って思われてしまうからでしょうかね。

 

で、これから20分待つわけですが、店主が生地をこねるのを見ているとなかなか楽しいんですよね。許可をもらって撮ってみました。

 

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とにかく生地をこねて……

 

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ちぎって……

 

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またこねて……

 

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たまに延ばして……

 

ということを延々と繰り返しています。しかも全部同じ生地ではなく、他のいくつかの生地も含めて。

 

しかしかなりの力仕事ですね、これは。練っている最中、テニスのサービスのときのような声がたまに聞こえたり、何度か休んだり。

 

で、やっと僕が注文した「三細」に仕上げていくようです。

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空中でもっと派手に延ばしていくのかと思ったら、意外と地味。

 

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「三細」の太さになったら茹でます。

 

そして、ついにできあがり。

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ここまで約40分(笑)。

 

急いでいるわけでもなかったし、生地をこねているのを見ているのも楽しかったし、40分待っても全然OK。おねえさんも帰り際に「時間がかかってしまってすみませんでした」と言ってくれて好印象。

 

時間に余裕を持って訪問したほうがいいですね。この日は全然並んでいなかったし、もしかしたら開店直後よりも12時半以降に訪問したほうがいいのかもしれません。

 

では、いただきます。

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麺がくっつきやすいので、まずはかき混ぜたほうがいいとのこと。「三細」の麺の太さはこんな感じです。

 

食感としては、細いうどんのようなイメージが近いでしょうか。麺の種類によって全然違うのでしょうが、なんとなく中国(成都)留学中にその辺の食堂で食べていた麺に近く、懐かしい味でした(もちろんザムザムのほうがモチモチ感があっておいしいですけどね)。

 

讃岐うどんのような強烈なコシはないですが、適度なモチモチ感。個人的な好みではもう少し太めがよかったかも。次は太い麺で試したいところです。

 

しかし、中国留学中に食べた蘭州拉麺とは全然違うものでした。まあ、本場蘭州に行ったわけではなく、成都で食べたのでニセモノだったのかも(今までほんまもんだと思ってたんですが笑)。そういえば麺の種類も選べなかったような。

 

スープは澄んでいてあっさり味。辣油が少しかかっていますが、辛さはほぼありません。テーブルにある黒酢と辣油で好みの味に変えていきます。

 

いやあ、うまい。

 

ちょっと失敗したかなと思ったのが、大盛りにしてしまったこと。無料だったのでお願いしたところ、本当に大盛りでした(笑)。次からは絶対普通盛りにします。

 

本日は以上です。

週刊 シルクロード紀行No.41  蘭州

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