『孤独のグルメ』でも紹介された「羊香味坊」がうますぎてヤヴァい
うまい中華には目がない私です。
御徒町にドイツ居酒屋 ヴァルトって店がありまして、以前その店で飲んだのですがね。
最近はドイツビールを飲む機会が少なくなってきていて(飲みたいんですけどなぜか手にする機会が少ない)、こういう店にまた行かないとなあと思っているわけです。この店に行ってからもう1年近く経ってしまっていましてね……。
ですが、今回はその店の話をするわけではなく、店を出た後にちょっと気になった中華の店があったんです。ヴァルトの並びにあるその店の話。
『孤独のグルメ』でも紹介されたという羊香味坊
はい、羊香味坊です。
「やんしゃんあじぼう」と読むらしい。
ですが、中国語と日本語の読みが混じっていて少々違和感あり。「やんしゃん」は中国語読みで、「あじぼう」は日本語読みですね。すべて中国語読みで「やんしゃんうぇいふぁん」ていう店名かと思っていたんですが……。
どうやら神田に「味坊(あじぼう)」という有名店があって、その系列店ということで「やんしゃんあじぼう」となったらしいですね。
『孤独のグルメ』でも紹介されたそうで、かなり混雑している店なんですが、食べた感想から先に述べてしまうと、
うまい。
ヤバい。
ビールや飲食関係のライターとしては最も書いてはいけない表現を使ってしまいましたが、それくらいうまい。
『孤独のグルメ』で紹介されたからとか関係なく、この店はかなりオヌヌメです。
こんな料理をいただきました
まずはビールでございますがね。なんと白穂乃香があったので迷わずオーダー。
白穂乃香は小麦を使ったビールで、明確なスタイルはわかりませんがウィートエールです。ウィートって香菜(コリアンダー、パクチー)と相性いいんですよね。ベルジャンホワイトなんかがそうなんですけど、そもそも原材料としてコリアンダーを使っているスタイルがあるんです。
白穂乃香はコリアンダーを使っているわけではありませんが、原材料として小麦麦芽が入っているので、香菜を使った料理との相性はそこそこいいはずです。そして、白穂乃香は無濾過で樽開封後2日以内に提供することになっているので、鮮度や取り扱いも間違いないはず。
で、いきなりコレです。
「押し豆腐の冷菜」(500円)。ちなみに、これは取り分けたものなので、実際はもっと多いんですけどね。
早速、香菜を使ったこの料理。押し豆腐を細く切った食感がいいんですよね。塩気があって香菜のアクセント。これはヤヴァい。うまい。この料理自体がヤヴァいくらいにおいしいのですが、まあ白穂乃香に合いますな。
そして次はこちら。
「ジャガイモの冷菜」(500円)。
これまた香菜入りで色も白。まあ合います。白穂乃香に。この2種は白穂乃香と合わせるために生まれたんじゃないかと思っちゃいますね。違いますけどね。
ジャガイモのシャキシャキ感がたまらんです。この細さがいい感じ。
はい、次。
「ラム肉と長葱塩炒め」(1200円)。
高いですね。注文したときは値段なんて気にしていなかったんですが、いまこの記事を書きながら値段を確認したら、意外と高いなと思ってしまいました。
が、うまいんですよ、これが。ヤヴァいうまさ。ラム肉特有の臭さがなく、すごくやわらかい。そして旨味たっぷりで絶妙な塩加減。
1200円でもアリ。アリです。
で、最後に「ラム串5本セット」(1000円)です。こちらは写真撮らなかったのでGoogle画像検索でどうぞ。
まあこれもうまいんですよ。画像を見ていただければわかると思いますが、クミンだのなんだのスパイスをバリバリかけているんです。クミンとピリ辛な感じがすごくマッチしていて、中国本場の味を再現してるんですよね。
四川省の成都に留学中、ウイグル料理屋でよく羊肉串を1本テイクアウトして食べたものですが、ほぼそれに近い味わい。というか、そんな基本的な味わいを踏襲しつつ、もっと洗練された感じもあるので、控えめに言って最高です。
現地では1本1元(約15円)だったので、その10倍くらいする値段設定ですが、日本でこの味が食べられるんだったら大満足でございますですはい。
次はランチを狙う
というわけで、大満足してしまったため、今度はランチを食べにいってみようかと。「魚羊麺+半炒飯」が900円で食べられるらしく、下手したらまあまあ通うレベルになりそうです。
私からは以上です。本日はありがとうございました。