ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

「初摘み」「とれたて」などなど、ホップを生かしたビールは単品で飲むのが吉

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注目度がそもそも高くない私です。

 

最近、ホップに対する注目度がどんどん上がってきているように思うんですよね。

 

ま、上がってきているといってもビール界隈の限られた範囲ではあるんですが……。でも、以前よりも各社ホップに力を入れたというか、ホップを押し出したビールを出すようになってきていると思います。

 

ビールの中でもクラフトビールと呼ばれる方面では、ホップの銘柄を明示することは当たり前に近いことではあったのですが、大手でもそういったビールを出すようになってきてますね。

 

 

例えば、限定ですけど、

こんなところ。

 

それぞれ、ギャラクシーとモチュエカというホップの特徴を出しているビール。モルトは品種の違いがわかりにくいんですが、ホップは品種や使い方でかなり違いが出ます。柑橘系の香りだったり、白ぶどうだったり、桃やメロンのような香りも。

 

なので、ホップの品種とその特徴を明示してくれると消費者がまたビールを選ぶ目安にもなるんじゃないかなと思っているんですよね。

 

で、今日飲んでみたのはこれなんですけど。

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ザ・プレミアム・モルツ “初摘みホップ”ヌーヴォーです。

サントリー ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップ ヌーヴォー 350ml×24本

サントリー ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップ ヌーヴォー 350ml×24本

 

 

ホップは夏に収穫されまして、それをすぐビールの仕込みに使うとすると、秋にそのビールができあがります(ほとんどのホップはペレット状にして保管されます)。なので、この時期がビールの旬と言ってもいいのではないかと。

 

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そして、缶の裏側にはこう書かれています。

 

ファインアロマホップとはホップのジャンルのようなもので、品種ではありません。品種としてはザーツです(おそらく)。ホップにはアロマホップ、ビタリングホップと大きく分けられて、アロマホップの中でも特によい香りを出すものをファインアロマホップと区分けしています。

 

収穫されたばかりのホップを使うと、みずみずしい香りを再現できます。それも品種によって違うのですが、ザーツは華やかでもありますし、フルーティーさもあります。欲を言えば、もう少し具体的な香りについて、缶に書いてあったらよかったなと思うのですが。

 

で、今日は焼きそばを作りながら飲んでみたんですけどね。

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確かに、通常のザ・プレミアム・モルツよりもみずみずしさがあります。そもそもザ・プレミアム・モルツ自体がかなり華やかな香りのあるビールなんですが、ハーブやレモンのような香りがフレッシュな印象。

 

そして、できあがった焼きそばを食べながら飲んでみたんですが……

 

 

負けますね(笑)。

 

焼きそばの味にビールのフレーバーが負けてしまって、せっかくの香りが……。こういったホップの香りを生かしたビールは、何かに合わせるなら相乗効果のある料理と一緒に飲むことをおすすめします。もしくはビールだけ飲むとか。

 

私からは以上です。本日はありがとうございました。 

サントリー ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップ ヌーヴォー 350ml×24本

サントリー ザ・プレミアム・モルツ 初摘みホップ ヌーヴォー 350ml×24本

 
【2018年】一番搾り とれたてホップ生ビール 350ml×24本

【2018年】一番搾り とれたてホップ生ビール 350ml×24本