ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

電子書籍沼にハマった私。dマガジンとcakesとAmazon Unlimitedと。

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活字中毒の私です。

 

Kindle Unlimitedの無料体験を申し込んでしまいました。昨日申し込んだので、キャンセルしない限り1カ月語には自動的に月額制に移行します。980円也。

 

さて、これが高いのか安いのか。

 

必須のAmazonプライム

私はAmazonプライムも契約していまして、こちらは年間3900円。1カ月325円。ま、これについては、Amazonで買い物する場合は必須に近い支出なので、いいとしましょう。

 

Amazonで2000円以下の買い物をすると配送料が350円かかります。ですが、プライムだとそれが無料。「当日お急ぎ便」や「お届け日時指定便」も無料になります。他にも、ビデオや音楽が見放題・聴き放題(これについてはあまり利用していませんが)、Kindle本が毎月1冊読めるサービスも。

 

コスパいいですよねえ。 Amazonプライム

 

クソおすすめのdマガジン

さらに、Amazonのサービスではないですが、dマガジンを契約しています。月432円で180誌以上の雑誌が読み放題。楽天マガジンのほうが安くて雑誌の種類も多いのですが、dマガジンはPCでも読めるというのが決め手でした。楽天マガジンはPCで読めないんですよね。

 

これは明らかにおトクです。

 

毎月何冊かは雑誌を買ってましたからね。月432円って、1冊読むだけでも元が取れる値段。当然のことながら何冊も読んでます。

 

また、読みたい雑誌のタイトルから探すというだけでなく、記事のジャンルから記事ごとに読むこともできるんです。これが意外と優れもの。仕事柄、グルメ記事をよく読んだりするんですが、普段読まないような雑誌の記事も見つけられます。

 

例えば、『週刊文春』8月31日号にある「夏だからプレミアムフライで〜」という4ページの小さい記事。

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『週刊文春』はよく読む雑誌ではないんですが、その中の小さい記事でも見つけられる。紙では出合うことのなかった記事を読めるというのは、電子書籍のメリットでもあります。

 

dマガジン、おすすめです。

 

私の記事も読めるcakes

有料コンテンツメディアとしてはcakesもあります。月500円(または週150円)でコンテンツ読み放題。

 

ちなみに、こちらでは私も連載を持っていたことがありまして……。

cakes.mu

ま、大きな声では言えませんが、そういうこともあって私は無料ですべて読めるんですけどね。

 

無料会員でも最新記事はほとんど読めます。時間が経った記事は有料になるので、過去の記事を読むなら有料会員にということで。

 

2017年9月1日時点で、16,050本の記事があってすべて読み放題。まとめ記事とか出所がアヤシイ記事とか、そういうのはなく、すべてクオリティの高いしっかりした記事なので(もちろん私の記事含む)、500円というのは高くないと思います。

 

まずは無料登録してみてはどうでしょうか。

 

どうなんだKindle Unlimited

で、Kindle Unlimitedです。1日使っての感想をば。

 

読める本は、2017年9月1日時点で、177万9,612タイトル。

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35億まではいきませんが、170万タイトル以上というのはかなりの数です。立教大学図書館の蔵書数が178万冊だそうなので(2012年時点)、それとほぼ同等です。そう考えると素晴らしい。

 

ですが、実はこの数、Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)の本も入ってるんですよね。KDPとは自分で電子書籍を作って売れるサービスのこと。つまり自費出版みたいなものです。

正直言って、クソみたいな本もあるので(好き嫌いとかではなく、本・コンテンツとしてもうクソ状態の本)、その辺が邪魔ですね。

 

ま、そんな本をダウンロードしてしまっても、読み放題ですから損した感じはないですね。邪魔なだけ。

 

あと不満なのは、UIがイマイチ。検索しにくいんです。いろいろ条件を絞り込んでいくとKDPの変な本もたくさん入ってくるし、そうすると出版社で絞り込まないといけなかったり、ていうかKindle Unlimitedに限らず、Amazonの絞り込みって使いにくくないですか?

 

もうひとつ不満を述べるとすれば、新作とか最近の人気本は読めないですね。そういう意味で、177万冊というほどのウハウハ感はありません。

 

とはいえ、一部雑誌も読めるので、読みたい雑誌がリストアップされていて、たまに書籍も、という人には無条件でおすすめしてもいいような気がします。自分が読むような雑誌としては、『Pen』『Hanako』『Casa BRUTUS』『DISCOVER JAPAN』『山と渓谷』あたりですかね。あ、『ビール王国』もあります。

 

じゃあ、これが高いのか安いのか。

 

自分なりの結論を述べると、「適正」でしょうか。dマガジンがお得すぎるので、それと比較すると残念な感じもしますが、限られているとはいえ書籍が読めるのは大きいです。

あとは、Kindle Unlimitedに限りませんが、読み放題電子書籍サービスのいいところは、書店では絶対買わないような本も読めるということでしょうか。『Hanako』は情報収集としていい雑誌なんですけど、書店では恥ずかしくて買えません。それを読み放題で読めるってのは素晴らしい。

 

まあ、まずは無料体験してみたらいいんじゃないですかね。悪いサービスじゃないです。自分は継続してみようかと思ってますけどね。

 

引っ越しを機に電子書籍派になったら、一気に沼にハマった感じです。

 

 

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