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ビアインフューザーでパクチーマシマシ in スプリングバレーブルワリー東京

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代官山によく通っている私( @hiroyukitomie )です。

 

目的地はひとつなんですけどね。スプリングバレーブルワリー東京です。毎月1回通ってますし(仕事で)、フレッシュホップフェストにも行きましたし(仕事で)、まあ代官山通と言っていただいてもよいかもしれません。

 

そんな代官山に明るい私でもまだ経験していないことがひとつだけありました。それは、スプリングバレーブルワリー東京で、インフューザーを使ったビールを飲むこと。

 

それ以外の代官山のあれこれはすべて経験済みだと思います。検証してはいませんがそうだと思います。

 

先週の話になりますが、仕事以外でスプリングバレーブルワリー東京に行く機会がありました。いい機会だと思い試してみたので、紹介しておこうと思います。

 

インフューザーとはなんぞや

では、インフューザーってのは何なのかってことですが、下手に説明するよりもこちらを読んでください。

www.g-mark.org


読むのが面倒な人にサラッと紹介すると、シリンダーの中にビールと何かを入れて、ビールにその何かの風味を付ける装置、と言えるかと思います。

 

もともとあるビールをカスタマイズして、違った味に仕上げることができるってことです。

 

ていうか、グッドデザイン賞を受賞してたんですね。すごい。これです。

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カスタマイズビールを注文してみた

カスタマイズといっても何でもかんでも自由にできるわけではありません。スプリングバレーブルワリーではコアシリーズとして6種類のビールを提供していて、そのうちの2種類に指定された何かを加えることができるというものです。

 

まあ、早い話がカスタマイズ方法が決められてるってことですね。2種類だけです。

注文したときには、

  • Daydream × パクチー
  • 496 × "GALAXY"HOP

の2種類がメニューに載っていました。

 

迷わず「Daydream(デイドリーム)」にパクチーを注文。パクチー好きなもので。

 

で、インフューザーを通したビールをそのまま持ってきてくれるのではなく、インフューザーでの作業を見せてくれるんですね。店員さんも慣れた感じです。

 

パクチーをハサミで軽くカットしてシリンダーに入れます。

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あ、ちなみに、今回は追加料金を払ってパクチーマシマシにしています。パクチーの量は1.5倍になっているそうですが、これ以上入れてもあまり風味の変化はないとのこと。

 

そしてシリンダーの蓋を閉めると……

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シリンダーの下からビールが出てきます。

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そして、ガッシガッシやります。パクチーを潰す感じ。

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まだやります。なんか色が変わってきましたね。

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こうやってガシガシやると炭酸が抜けるんじゃないかと思うでしょうが、このシリンダーの中はガスで圧をかけているそうで、炭酸は抜けないらしいのです。

 

で、そこそこガシガシやったら、サーバーからグラスに注ぎます。

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パクチーの残骸が見えてきました。

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はい、パクチーマシマシの「Daydream」がこちら。小さいグラスは何も加えていない「Daydream」です。明らかに色が違う。

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で、飲んでみましたよ。

 

ていうか、飲む前に鼻をグラスに近づけただけですごいパクチーの香り。パクチー好きにはたまらん香りです。そもそもこれはホワイトビールで、ベルギーのホワイトビールはパクチー(コリアンダー)使ってるんですよね。もともとパクチーとホワイトビールは相性いいものなんです。

 

ビールとしての味わいはそこまで大きな変化はなかったように思いますが、とにかく鼻から抜けるパクチー香がすごい。そこらじゅうにパクチーがある感じ。とにかく全面的にパクチーです。

 

ですが、これはやりすぎって感じもしないんですよね。パクチー好きでもこれはちょっと……なんてことはなく、おいしいビールのまま。いやあ、すばらしい。

 

料理もうまい

ついでに、と言ったら失礼なくらいおいしいのですが、料理も紹介しておきましょう。

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シャルキュトリ盛り合わせ(5種、1800円)

 

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味噌漬け豆腐(600円)

 

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鴨のコンフィ・オニオン・ホイップフロマージュのピッツァ(1,300円)

 

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マグロと葱のアヒージョ(700円)

 

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ホップの自家製ブリオッシュ(300円)

 

とまあ、いろいろいただきました(3人でですが)。最後の「ホップの自家製ブリオッシュ」は、ホップが練り込んであってほんのりホップの苦味がアクセント。最後にこれで締めるとなんか代官山っぽくていいです(個人の感想です)。

 

今日のメニューを確認してみたんですが、Daydreamとパクチーの組み合わせやってますね(レギュラーなのかも)。

 

私からは以上です。本日はありがとうございました。

究極にうまいクラフトビールをつくる キリンビール「異端児」たちの挑戦

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