『カクテルの図鑑』『ビールの図鑑』が文庫化されてありがたや
そこそこ文章が書ける私です。
一応、これでも編集・ライターとしては20年近く仕事をしてきているので……(遠い目)。そんな私の執筆協力作品『カクテルの図鑑』が文庫化されたのでご報告です。
文庫化されるまでには6年の歳月が
6年も前に執筆のお手伝いをした #カクテルの図鑑 が文庫化。著書ではないけど、自分の文字がずっと読まれているというのは嬉しいことです。#カクテル #図鑑 #執筆
はい。『カクテルの図鑑』は、2013年に出版された本なのです。あれからもう6年も経ってしまったのかと。
6年も経ってしまうと、もうどの範囲を担当したのかさえ忘れてしまっているのですが、結構大変だったのを覚えています。資料を読み込み、バーでの撮影に同行して質問したり、質問しても望む答えが得られなかったり。
どうしよう……と思いながら書いた部分もありますが、もうそれがどこだったのかも覚えていません。どのカクテルだったかな……。そういえば、ウイスキーベースのカクテルは担当したような気が。
本をパラパラめくって、当時のことをできるだけ思い出そうと読んでみると……ハイボールの項目を見てちょっと思い出してきました。
ハイボールもカクテルなのか! と驚いた覚えがあります。ハイボールはハイボールであるからしてハイボールに分類するべきではないのか、と。その疑問をバーテンさんに聞いてみると、酒を何かで割ったらそれはもうカクテルである、という回答。
そういう理屈であれば、ビールのハーフアンドハーフなんてものもカクテルに分類されるのではないですかね。当時はそこまで思わなかったのですが、おそらくそうなんでしょうね。
献本された『カクテルの図鑑ミニ』を見ながら、そんなことを思いました。見てるとちょっと作りたくなってくるな(ただし器材はない)。
『ビールの図鑑』も文庫化されていた!
そう。
もともとは『ビールの図鑑』の執筆を日本ビアジャーナリスト協会を通して請けていて、その流れで「『カクテルの図鑑』の執筆もどうすか」と編集担当者から依頼をいただいたのがきっかけ。
では、その『ビールの図鑑』はどうなっているのか。調べてみたらこちらも文庫化されてましたー。書店に行ってみたら、『カクテルの図鑑ミニ』と『ビールの図鑑ミニ』が仲良く並んで平積み。
しかし、『ビールの図鑑ミニ』は自宅に献本されず。まあ、これは日本ビアジャーナリスト協会を通した仕事だったので、クレジットも「日本ビアジャーナリスト協会」で自分の名前は載っていないのです。
日本ビアジャーナリスト協会事務局には、献本されているんでしょうな。
6年経っても自分の書いた文章が読まれているのはありがたい
まあしかしありがたいですな。こうやって自分の文章が改めて日の目を見るというのは。そして、その頃の実績があったからこそ、今でもビアライターとして活動できていると思うので、なんだか感慨深いものがあります。
『教養としてのビール』という本を今年書けたのも、6、7年前の仕事があったからだろうと思う。何かをやろうと思うのであれば、早く始めたほうがいい。
— 富江弘幸|ビールライター・編集者 (@hiroyukitomie) 2019年6月28日
教養としてのビールhttps://t.co/8AQSLOAJES
ということで、『教養としてのビール』も改めてよろしくです。
私からは以上です。本日はありがとうございました。
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