ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

コロナ禍でのビール関連状況をまとめた簡易コタツ記事

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義を見てせざるは勇なき私です。

 

コロナ禍で世の中が大変なことになっている昨今、飲食業界、ビール業界もなかなか大変な状況になっているわけです。緊急事態宣言が出てからは特に、店は軒並み営業していない状況ですし、営業したとしてもそもそもお客さんが来ない。

 

ビール業界で言えば、ブルワリー、インポーター、酒屋などの小売店、ビアバーなどの飲食店と大きく4つにわけられますが、いずれも大変なわけです。

 

自分自身、諸事情あってここのところ家からほとんど出ていないので、コタツ記事のような内容ですが、情報収集できる範囲でビール関連の状況をまとめてみました。

 

ブルワリーの状況

ブルワリーは、ビールが出荷できない。飲食店が営業していないわけで、当然卸すこともできない。ただ、ボトル、缶で出荷できるところであれば、オンラインなり自社店舗なりで売ることはできます。実際にそうやって販売しているところはたくさんあるのです。まとめもありますので見てみてください。

note.com

 

ただ、樽でしか卸していない場合はより厳しい状況です。

ブルーパブのような業態であれば、飲食店がテイクアウト販売できるような期間限定免許を新設しているので、申請すれば対応できます。それでも通常営業よりは売上が落ちるでしょうね。

www.nikkei.com

 

インポーターの状況

インポーターもブルワリー同様に、ビールを卸す先がないので厳しい状況。こうやって通販できているところでも、値下げしたりしているわけで。

イベントも中止になっていますし、飲んでみたいビールがあればこの機会に買ってみてください。

 

酒屋など小売店の状況

このあたりはしっかり状況を把握していないんですが、リアル店舗での販売は落ちているだろうことは想像つきますよね。通販が頼みの綱となるんでしょうが、ビールに限らずブルワリーのような製造者やインポーターが通販をやっているとなると、小売店で買うメリットを出せないと……でしょうか。

 

ブルワリーやインポーターの通販だと銘柄が限られるけど、いろんな銘柄を買いたいというときはいいかもしれませんね。とはいえ、そういったインフラが整っている小売店もそこまで多くないような気がしていて、支援が必要だと思っています。

 

ビアバーなどの飲食店の状況

ビールのみならず、仕入れている食材もあり、それをどうするかという問題も。もうこの段階になっていると、それらの処理が終わって営業中止にしている店舗も少なくないですね。Twitterはじめ、メールなどからも営業中止のお知らせが届きます。

 

上述したように、飲食店が小売できる期間限定免許も新設されたので、それでテイクアウト対応している店もあります。この1週間ほど自宅からほとんど出ていない自分が書くのもアレですが、各人ができることをやってそれが支援につながれば、と思います。

 

とはいえ、飲食店は特に対策が難しいところのように思ってまして、さらに支援が必要なんじゃないかなという印象です。

 

#今日のビール

さて、この1週間くらいで自宅飲みしたビールを貼っておきます。消費者としては自宅飲みで支えるしかないかな……という状況ですが、他にも何か支援できることを進めていきたいと思っています。

 

私からは以上です。本日はありがとうございました。