ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

ハッとさせるビール(一番搾り 横浜づくり)

この記事をシェアする

悪い意味でハッとしてばかりの私です。

今日は「一番搾り 横浜づくり」。

f:id:hiroyukitomieme:20170520230951j:plain

前回、「北海道づくり」を飲みました。

北海道米を使って、すっきりとした味わいでしたが、横浜はどうでしょうかね。

まず、缶の裏に書いてあるメッセージを引用しましょう。

横浜の人を、ハッとさせるビールって?
工場のみんなで、地元のことを語り合いました。横浜の人のしあわせな時間に、一番似合うビールをつくるために。歴史と文化が融合する横浜のような、洗練された味わいの一杯ができました。横浜だけの一番搾りを、ぜひ、お楽しみください。

洗練された味わいがどんなものかはよくわかりません。が、見た目も味わいも通常の一番搾りとは確実に違います。すっきり系の「北海道づくり」とも明らかに違います。

色は通常の一番搾りや「北海道づくり」より、濃い色合いです。比較的香りもあり、柑橘系の香りもかすかに感じます。飲んでみると、アルコール度数6%ということもあって、ボディ感は強め。しかし、甘味は控えめなので、スッと飲めます(悪く言えば物足りないとも言えますが…)。

全体的には好印象でした。好みで言えば、もう少し甘味があればというところですが、これくらい通常の一番搾りと違っていると面白いですね。

いつも通常の一番搾りばかり飲んでいるという人にとっては、「ハッとさせるビール」になるかもしれません。

 

キリン 9工場の一番搾り飲みくらべセット 350ml×12本入

キリン 9工場の一番搾り飲みくらべセット 350ml×12本入