ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

金銭感覚の狂ったビールクズが値段を気にせず購入するオトナのオレンジジュース(オレンジX)

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ビールクズの私です。

 

本日のビールはアメリカのエールスミス「オレンジX」。

 

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エールスミスというのはアメリカ・サンディエゴのブルワリー。アメリカは今や世界のビールを牽引しているといってもいいくらいなのですが、その中でもかなり高いクオリティを誇るブルワリーです。

 

が、高いのはクオリティだけでなく、お値段も高いのです。

 

「そんなに素晴らしいビールなんですか。でも……お高いんでしょう?」

 

なんていう声に対して、

 

「はい、高いです!」

 

と、高校球児並みに正々堂々と胸を張って答えられるくらいの高級ビールでございます。例えばこちら。

「スピードウェイスタウト」という500mlの缶ビールで1,790円。750mlボトルになると3,300円というお値段で、第3のビール約30本分になります。まあ、第3のビールなんて買おうとは思いませんが、3,300円はなかなかのお値段ですよね。

 

ですが、「最高級と言っていいくらいのビールが、普通のワインと同程度の値段で買えるなんてお値打ちすぎる!」と思ってしまうくらいには、ビールクズの私です。はい。

 

このエールスミスのビールたちが日本に輸入されたばかりの頃は、750mlボトルしかなく、いくら金銭感覚の狂ったビールクズといえどもそう頻繁に買うことはできませんでした。しかし、最近は355ml缶も輸入されるようになり、さらに成城石井やローソンでも買えるようになったのです。

 

で、今回飲んだ「オレンジX」ですが、こちらもローソンで購入したもの。355mlでたぶん500円以上はしたと思うのですが、正確な金額は忘れてしまいました。というか、金銭感覚の狂ったビールクズですので、いくらであっても買うわけで、あまりそのあたりは気にしていないというのが正解でしょうか。

 

では、飲んでみましょう。

 

オレンジです。香りはまぎれもなくオレンジです。

ただ、アメリカンホップによるオレンジアロマというよりも、いかにもオレンジという感じ。オレンジ抽出液、オレンジピール、オレンジパウダーを使っているからでしょうかね。

 

ここまでオレンジアロマがすごいと、オレンジジュース的な味わいを想像してしまいますが、飲んでみると甘さ控えめ。ドライと言ってもいいかもしれません。かすかな酸味はあります。苦味は適度。

 

オトナのオレンジジュースといった印象ですかね。食前酒にいいかもしれません。運動した後とか、ゴクゴク飲みたい1杯目とか。甘味が控えめですっきりしているので、唐揚げとかチキンフリットなんて合うと思います。

 

私からは以上です。本日はありがとうございました。

 

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