ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

一日の疲れには指圧的な強さが心地よい(ア・リトル・クレイジー)

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コミュ障の私です。

ゴールデンウィークってのは基本的に疲れる週間ではないかと思うのですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。家にずっと閉じこもっている人よりは、旅行とはいかなくともどこかにでかけている人のほうが多いのではないかと推察します。

一人暮らしのときは閉じこもっていましたけどね。

カップラーメンとかお菓子とか弁当とか買い込んで。基本的にゴールデンウィークで発する言葉(会話)は、

コンビニ店員「お弁当温めますか」
自分「はい」

だけですからね。ゴールデンウィーク初日にコンビニに行った以外は、どこにも出かけないという。ああ、あれはあれで楽しい日々でした。

 

まあ、でもいまはそういうわけにもいかず、ちょっと外出程度はしています。今日も子どもと地元川越の丸広*1へ。

この丸広の屋上には、昔ながらの遊園地があります。

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子どもの相手で忙しくしていたので、それっぽい写真はこの1枚だけなのですが、ここには観覧車があるのです。しかも、営業している屋上遊園地の観覧車は関東でここだけだそうです(ソース不明)。

1回300円。3分くらいで終わりです。おそらく川越近辺では最も高い建物のひとつで、晴れていれば秩父の山々まで見渡せます。2歳の子どもはちょっと怖がっていましたが、本日一番おもしろかったのが観覧車だそうで。

40代のおっさんも好きです、コレ。

ほかにはトーマスとかアンパンマンとか、子どもが好きなキャラクターの遊具がいくつか。写真はないですが、ドラえもんもありました。もちろん、声はのぶ代です。声優が代わって12年経つというのにのぶ代です。2020年までの世界遺産登録を目指すそうです(ウソです)。

 

さて、そんな疲れた1日を癒やしてくれるのはやはりビールでありまして、リサーチという名目のもとに今日もビールの缶を開けるのです。ああ、ビアライターをやっていてよかった。

今日のビールは、アメリカのレボリューションブルーイング「ア・リトル・クレイジー」(輸入元の表記は「リトルクレイジー」ですが、ここでは「ア」を付けます)。

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スタイルはベルジャンペールエール。アメリカの醸造所ですが、このビールはベルジャンスタイル。一口飲むと、明らかにベルジャン酵母のフレーバー。

ホップからは柑橘系のアロマが出ています。が、柑橘系と言っただけではアメリカンスタイルとの違いがわかりにくいですよね。ベルジャンスタイルでよく感じるのは、リンゴや洋ナシっぽいアロマ。このビールにもそんな感じがあります。

ペールエールとはいえ、アルコール度数は6.8%で、苦味もまあまあ強めです。余韻としてホップの苦味が残ります。

缶のデザイン的には、力強い感じもありますが、適度にやさしさもあり、疲れた体にはちょうどいいビール。イングリッシュビターのような優しすぎる感じだと、逆に疲れた体には合わないような気もします。指圧やマッサージのようにある程度の強さもないと、疲れは取れないのですな。

ああ、いい気分。

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ありがたいありがたい*2

*1:川越のクレアモールにある丸広百貨店。川越で百貨店といえばココ。飯能や入間などにも店舗がある。

*2:一応補足しておくが、『吾輩は猫である』の最後の一文。ちなみに私は死んでいない。