ブラッセルズビアプロジェクト新宿でビールを飲んでデウニド!
オーマイ私です。
5月10日、新宿。
その日は朝から代官山にいました。代官山の空気を体いっぱいに取り込み、代官山と一体化するまであと1歩のところまで迫ったのですが、その話は前回書いていますのでご覧ください。
しかし、やはり私は新宿が落ち着きます。
新宿に戻ってきて、あの雑多な街並み、甲州街道の騒音、すべてがホッとする場所だと思いました。私は新宿の子です…(『大地の子』の最後のシーン風に)。
新宿には長いことお世話になっていました。新宿駅徒歩20分ほどのところに住んでいたり、本格的に長期アルバイトをしていたのも新宿です。
歌舞伎町交差点すぐの居酒屋アルバイトでは、呼び込みのために深夜の歌舞伎町交差点を何度も渡り(おそらく当時の世界記録だったはずです)、某有名カレーチェーンのアルバイトでは、深夜時間帯の責任者にまでなってしまいました。当時の店長から給与明細をもらった際に「おまえ、俺よりも稼いでるな…」と言われたのはいい思い出です。
BBPとは
そんな新宿。
そんな新宿に「Brussels Beer Project // Shinjuku」(ブラッセルズビアプロジェクト新宿、以下BBP新宿)がオープンしたので、そのプレス発表会にうかがってきました。
そもそもBBPが何なのかという話ですよね。ベルギーの醸造所の名前です。初めて名前を聞いた時は何かのプロジェクト名なのかと思っていました。2013年創業というまだ新しい醸造所ですが、20カ国以上に輸出もしているという世界でも大人気の醸造所です。
BBP Shinjukuはこんな感じ
そのBBPの世界初のタップルームが新宿にオープン。
正確に言うと、ここはもともとブラッセルズというベルギービールバーが経営していた「カフェ ヒューガルデン」という店でした。そこをリニューアルしてBBPのお店にしたというわけです。
1階カウンターは基本的に変わらず。18タップほどあり、そのうち11タップがBBPのビール。残りは国産クラフトビールでした。
壁のデザインもBBP風。
トイレもすごい。落ち着かないかもしれないけど。
2階にはラボと呼ばれるスペースがあり、ここでイベント的なこともやるかも、と。
BBPの専用グラス。テックグラスといって、ワイングラス風なんですけどもっと直線的。香りがこもることで感じやすくなります。
黒板のメニューもカッコいい。
セバスチャンいい人
で、発表会は来日したBBPのメンバーからのお話。真ん中2人が創業者(左:セバスチャン、右:オリビエ)で、左端はマスターブルワー、右端はカントリーマネージャーです。
この前後に何回かセバスチャンとお話ししたのですが、まあホントいい人です。いつも笑顔だし、いつも笑わない自分とはまったく正反対にいる感じで、応援したくなるんですよね。代官山ではこんな出会いはありませんでした。新宿最高です。
さて、お話もいいのですが、やはりビールが飲みたくなるわけで。もちろんお話も興味深く聞きましたけれども。本当です。
限定ビールをいただいてみました
1杯目は、京都醸造とのコラボ「ZENITH ZEST(ゼニスゼスト)」。
定番は6種類あるんですが、そのあたりはすべて飲んでいるので、やはり限定を飲みたいところ。これは柚子と山椒を使ったセゾンです。もうね、グラスから柚子と山椒の香りが漂ってくるんですよ。和です。
2杯目は、「¡Déu N'hi Do!(デウニド!)」。
うーん、名前からしてよくわかりません。
ビックリマークが反対になっていてビックリです(スペイン語は「?」も同じような使い方をするらしい)。この名前はカタルーニャ語で「Oh, my God!」的な意味らしいですが、グーグル先生にも聞いてみました。
まあ、そうなんでしょうね。
このビールはカスカラを使っているそうですが、カスカラが何なのか知らない人(自分含む)のために説明しておきますね。カスカラは、コーヒー豆の周りを覆っている果肉部分を乾燥させたもののことです。コーヒー豆はコーヒーノキになる果実の種子ですが、その果肉部分を使っているってことですね。
飲んでみるとかすかにコーヒーの風味も感じられます。スタウトでコーヒーの味わい出しているものもありますが、それとは違うコーヒー感。色は濃いですが、ロースト感はそれほどではないですね。カスカラのアクセントがありながら、全体的にバランスのいいビールです。
デウニドな店なのでみんな行くべき
で、3杯目は…といくところですが、周りの人たちのビールを一口もらいつついろいろ試していたので、結局定番以外は全部飲んでみました。いやあ、それはもう楽しくいただきましたよ。
でも、そうなると、もはや覚えてないんですよね。記事を書かないといけないのですが。いろいろ申し訳ないのですが。せっかくご招待いただいたのにどうしましょうかね。ええと、こういう時に使う言葉は確か…。
「¡Déu N'hi Do!(デウニド!)」
また行きます。私からは以上です。