ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

東京競馬場限定「東京グリーンエール」のためだけに府中へ

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ノーアテンションな私です。

大学時代にダビスタにハマって以来、競馬を見続けてきていますが、ここ数年はあまり競馬を見ていませんでした。ナリタブライアン前後の歴代ダービー馬は覚えていても、ここ数年のダービー馬なんてまったくわからず。そんな感じで情報も入手できていないので、年1回、有馬記念の馬券をネットで1000円くらい買う程度。

なので、競馬場なんてもうしばらく行ってないのです。

念のため書いておきますが、自分はギャンブルが好きなわけではありません。競馬というスポーツが好きで、野球やサッカーと同じような視点で見ています。馬券は買っても1レース200円くらいで、全レース買うわけでもありません。

そういうこともあり、今日、久しぶりに東京競馬場へ行きましたが、馬券は一切買っていません。何のために行ったのか。

もちろん、ビールです。もちろん、ただのビールではないのです。

府中本町駅から東京競馬場

武蔵野線南武線の府中本町から東京競馬場へ。専用の通路があって、徒歩5分くらいで東京競馬場の西門に着きます。

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そこで、入場券という名ののチャージを。高いバーに行ったらチャージ200円じゃすまないですからね。良心的な値段です。ちなみに、東京競馬場でレースがない場合は入場無料。

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最近はこんなものも置いてるんですね。

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迷子対策用に子どもの名前と連絡先を書いておくシール。昔はなかったような気もするし、子どもがいなかったから気づかなかったのかもしれないし。なお、今日は子連れです。

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いい天気! この時期は競馬観戦に一番いい季節かもしれないですね(花粉を除けば)。ダービーは6月初旬にここ東京競馬場で開催されますが、その頃は結構暑くなってたりするので。

東京競馬場の第1コーナー。

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ゴール板を過ぎたところにあるので、ゴールして流してくる馬たちが目の前で見られます。

そしてスタンド。

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まだ10時過ぎだったので、人もまばら。ダービーの時はここが埼京線の車内状態になります。

地下道を通って馬場内へ

で、今日の目的のビールを早速買いに行くわけですが、東京競馬場では6月4日までこんなグルメイベントをやっているのです。

東京競馬場メガグルメフェスティバル

場所は馬場内。つまり、トラックの円の中です。スタンド付近からは地下道を通って馬場内へ。

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地下道にはイラスト付きの解説があってなかなかおもしろい。一通り見れば、サラブレッドと競馬について、ちょっと詳しくなれます。

そして地下道を抜けて馬場内に出ると、こんな感じ。

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メガグルメというタイトルが適切かどうかは置いといて、まあそこそこ出店があります。こんなシャレオツな店も。

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そして、いよいよビール

しかし、自分が目指すのはそんなシャレオツな店ではありません。シャレオツな店は気にならないと言えばウソになりますが、ひとまずビールなのです。そうです、この店です。

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わかりますかね? もっと近くに寄ってみましょうか。

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近くに寄りすぎましたが、そのおかげでおわかりいただけたと思います。東京競馬場限定クラフトビール「東京グリーンエール」です。

東京競馬場は昨年も「東京グリーンエール」を販売していて、春バージョンと秋バージョンがあります。味わいは「グレープフルーツのような華やかな香りと爽快な味わい」ということで、まだ10時過ぎですが早速飲みます。

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どうですか、この青空と競馬とビールと。プラカップにも「Tokyo Racecourse」と描いてあって、限定感がいい感じです。

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その横には見慣れたロゴが。「常陸野ネストビール」ですね。東京競馬場がこちらに委託醸造しているようです。

さらにその横には、

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東京競馬場で開催されるGIの名称が書かれています。これはなかなかレア感ありますね。飲み終わったプラカップを持ち帰ろうかと思ったのですが、飲み終わったらいい気分になってしまって、持ち帰るのを忘れて捨ててしまったというのは秘密です。

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さらに、先ほど「シャレオツな店は気にならないと言えばウソになりますが」と書きましたが、ビールを半分飲んだところでやはり我慢できなくなってしまい、シャレオツな店でソーセージを買ったのも秘密です。

東京グリーンエールの味はどうなのか

で、実際にこのビールを飲んでみてどうなのかと。ビアライター的にはどうなのかと思われているでしょうが、はっきり言ってうまいです。一口飲んでニヤケましたからね。すぐ横を通った人は気持ち悪いと思ったでしょうけれども。

ただ、横浜DeNAベイスターズが販売している「ベイスターズエール」もそうなのですが、エールだからといってホップをガンガンきかせているわけではありません。軽い柑橘系のアロマをきかせつつも、ゴクゴクと飲めるビール。

屋外で飲むのに適したビールであり、クラフトビールに馴染みのない人にもおいしく飲める、そんなところを狙った味わいだと思います。

ここ最近は、個人的に「スポーツとビール」「鉄道とビール」あたりに注目してまして、東京でそれができるのは、ここ東京競馬場。ホント素晴らしい。だんだんビールの味わいの多彩さが知られてきた感じがしますね。

春の東京競馬場開催での販売は6月4日までです。