867冊の本をブックオフに売って14,307円になった話
安物の私です。
ちょっと前に、ブックオフで本を買い取ってもらった件について書きました。
買い取ってもらったといっても、この記事を書いた時点では、ブックオフに買い取りを申し込んだだけ。自宅の本をまとめたらダンボール25箱分になりましたが、一度に買い取ってもらえるのは19箱までだったので、ひとまず19箱持っていってもらったんです。
そして本日。0:22に査定結果がメールで届きました。
0:22って。
まあ、いろんなところから大量に本が持ち込まれるんでしょうから、アルバイトさんたちを大量に雇って24時間体制で査定しているんでしょうなあ。実際はどうだか知らんけれども。
まあまあ覚悟していた査定結果
で、すぐさまメールを開きました。査定の結果は……
ブックオフに送った本は、合計867冊。
売れたのは422冊。
値段がつかなかったのは445冊。
そして、合計14,307円となりました。
安いッ!
あまり期待はしていなかったが、それでも安いッ! 安い安い安いッ!!!
取り乱しました。
いやあ、なんたることでしょう。ほぼ捨てるつもりで売ったものの、本当にほぼ捨てたようなものだと少々ショックです。
一応、査定結果を分析してみる
気を取り直して分析してみましょう。
867冊の本の中で一番高く売れた本はこちら。
まあ、もともと1,944円というやや高めの本ですしね。これくらいの値がついたのも当然かと思いきや。
寄藤文平氏の本は好きで他にもいくつか持っていたんです。
これとか。
これとか。
これとか。
ですが、『絵と言葉の一研究』以外は「お値段のつかなかった商品」になってしまったようなんですよね。買取金額内訳の中に記載されていないんです。
全部1,500円以上するのに。
結構キレイに扱っていたのに。
査定したアルバイト君、深夜作業で眠くて間違っちゃったんじゃないの?
小一時間問い詰めたいところですが、返却してもらうとなると配送料はこちら持ちだし、なんだかんだ面倒だし、仕方ないと思って諦めます(そもそもいろいろ面倒だからまとめてブックオフに買い取ってもらったわけだし)。
高く売るためにはキレイに
しかし、査定結果を見てみると、なんとなく値がつく傾向はわかるような気がします。どんな本が高く売れるかというと、
きれいな本。
人気の本だったり、発売されたばかりの本よりも、どれだけきれいかが最重要視されるように思います。
例えば、この本。
もう8年前に出た本ですし、そもそもヤクルトファンくらいしか買わないでしょ、コレは。自分もヤクルトファンじゃなかったら買いません。実際、ドアラの本なんて買おうと思わないですからね。でも、実は今回の867冊の中で、2番目に高く売れた本です。336円。
自分はかなり本をきれいに読むほうですが、その中でもこの本はきれいにしていた自負があります。大事に大事に我が子のように大切にしておりました。そういう本は高く売れるんですね。
ですが、池上彰氏の文庫本は値段が付きませんでしたね。多少折り目がついてしまっていたような記憶があります。池上彰氏は人気ですが、状態があまりよくなかったから売れなかったのでしょう。
漫画は後半になるほど高い
漫画も売りました。こちらもなんとなく傾向が見えてきます。
例えばコレ。
全12巻をきれいな状態で持っていました。帯も全部残しています。その査定結果がこちら。
状態に関しては全12巻すべてが同じくらいの状態だったはずです。ですが、1巻が1円、2巻は値付けされず、3巻が5円……となって、11巻と12巻が70円。
同じ横山光輝の『三国志』『史記』も同じ傾向でした。
1巻はどんな本でも流通量は多いですからね。流通量が多ければ安く、少なければ高く、ということなんでしょう。
しかし、全12巻揃っていることでボーナスポイント的に高く買ってくれるということはないんですね。近所の古本屋だったらそうしてくれそうな気がするんですけど。
ということで、予想通りの残念な結果となった今回の売却。結論としては、「見た目が大事」ということですね。
本も人間も、やっぱり見た目ですよ。ええ。