ニューヨークの風を感じるかどうかはあなた次第(ブルックリンラガー)
ブルックリン私です。
このブログは検索流入が6割強を占めているのですが、その中でも比較的多い検索ワードが「ブルックリンラガー」。今年3月からキリンビールが国内ライセンス生産を開始することで、話題になったこともあるのでしょう。
それまでは、ボトルを日本ビールが輸入していて、樽は常陸野ネストビールでライセンス生産していました。それが、キリンビールとブルックリンブルワリーが提携することで、国内販売分はキリンビールが国内ライセンス生産することになったんです。
そのへんについては、こちらに書いてありますのでご覧ください。
そして、キリンビール製造のブルックリンラガー缶が見つからない、という件についても書いてます。単に自分の行動範囲になかったというだけの話ですが。
おかげさまで、しばらくして缶を買うことができたのですが、引っ越しが決まったことによる冷蔵庫すっからかん計画が実行に移されるに当たり、ブルックリンラガーを含む保管してあるビールもすっからかんにすることと相成ったわけです。
てことで、まずは輸入ボトルから飲んでみたいと思います。
もちろん初めて飲むわけではありません。何回かボトルのブルックリンラガーを飲んだことがあります。ですが、実は先日樽のブルックリンラガーを飲む機会があったので飲んでみたところ、記憶している味に比べて少々軽い印象。その時はブルックリンラガーの前にいろいろ飲んでいたのでそう感じたのかもしれませんが……。
そんなこともあって、自分の舌が不安になり、今回も恐る恐る飲んでみました。
いざ。
おお……。
これは……。
ニューヨークの風を感じる……。
行ったことありませんけどね、ニューヨークは。でも、ボトルのほうがカラメル感が強く、樽のような軽さは感じませんでした。同じ条件で飲んでないので単純比較はできませんが、そんな感覚です。
ただ、やはり同じレシピで造っているにしても、厳密には違いは出てくるはずです。醸造設備も違えば、輸送にかかる時間も違う。醸造設備を変えたことで、ブルワーが変わったことで、味も変わってしまったという話がありますが、まあ実際そうなんだろうなとは思います。
とは思うのですが、自分としては味が違っていてもどちらが優れているという評価はしたくありません。そういう評価はそういうことをしたいと思っている人たちにおまかせ、ということで。
さて、ビール好きのおっさんは、冷蔵庫すっからかん計画を着実に実行すべく、次はブルックリンラガーの缶を飲みたいと思います。