イースト発酵大感謝祭、ていうか第28回小江戸川越春まつり
小江戸民の私です。
先日ビール情報に書きましたが、今日は川越で「春のイースト発酵大感謝祭in川越」が開催されてましたので、行ってきました。ビールだけではなく、日本酒、醤油、味噌、パンなど川越の発酵食品が一堂に会するという魅力的なイベント。
蔵造りの町並みから1本外れた通りにある、松本醤油周辺で開催されていました。川越駅からはクレアモールを抜けて、
小江戸蔵里も抜けてテクテク歩いていくと、ほんの少しだけ大正ロマンを感じさせる建物がある通りに出ます。早くも鯉のぼりがはためいていました。
どうやら今日、鯉のぼりを作るイベントがあったようで、子どもたちが絵の具で鯉のぼりに色を塗り塗り。自分のような大きいお友だち対象ではないようでしたので、スルーして蔵造りの町並みへ。
今日は「春のイースト発酵大感謝祭in川越」というだけでなく、どうやら「第28回小江戸川越春まつり」の初日だったようです。
とはいっても、この春まつりは今日からゴールデンウィークまで続くようで、毎日がお祭りというなかなかおめでたい川越市民でございます。
蔵造りの町並みへ
蔵造りの町並みも歩行者天国になっていました。
カフェエレバート前もこの通り。
実はこのカフェエレバート、個人的に川越でコエドビールを一番おいしく飲ませる店だと思っているのです。特に、「COEDO白-Shiro-」がうまい。樽やタップの管理もしっかりしているようで(調べたことはないですけどね)、サービングもなめらかに仕上げるんですよね。
この建物は田中屋住宅といって川越市指定文化財に指定されています。そんな場所で飲むっていう気分の問題もあるかもしれないのですが、まあ川越でコエドビールを飲むならオススメの店です。
店内ではコエドビールの樽6種類が全部つながっていますが、テイクアウトも2種類。
その2種類が何になるかはその日によって違うようで、今日は「COEDO伽羅-Kyara-」と「COEDO毬花-Marihana-」。
ホップ感満載の2種類でした。ちなみに、テイクアウトはテイクアウトのよさがありますが、時間があるなら店内で飲むほうがおいしいです。
ところで、今日は着物の人が多く見かけられました。この周辺の店の店員さんはほとんど着物。こんな方々も。
そして、火消しの人たち。
蔵造りの町並み周辺のマンホール(消火栓)にもデザインされています。
そしていよいよ「春のイースト発酵大感謝祭in川越」
と、蔵造りの町並みを軽く散策して、いよいよ松本醤油で「春のイースト発酵大感謝祭in川越」です。行ってみると、松本醤油の駐車場(?)のスペースを使っている小ぢんまりとしたイベント。「あ、結構小さいんだな」と思ってしまったくらいですから、小さいです(笑)。
あまりの小ささに動転してしまい、全体の写真を撮っていないという。しかも発酵食品のイベントなのに、最初に食べたのがたまごかけごはん。
この鰹節っぽいのは鶏節だそうです。こうなるとある意味親子丼ですな。うまー。
うまいんだけど、何か間違っているような気もします。そして、その間違った余勢を駆って、焼鳥。発酵食品でない上に、川越ではなく東松山の「ひびき」。
まあさすがにこのイベントに来ておいて発酵食品を口にしないのはアレなので、コエドビールを飲みますよ。
「COEDO毬花-Marihana-」です。コエドビールをタレの焼鳥に合わせるなら、「COEDO漆黒-Shikkoku-」かなとも思うんですがね。ビールのロースト感が、焼鳥の焦げと甘めのタレに合いそうです。ですが、「COEDO毬花-Marihana-」。「毬花」は缶やボトルでは売っていないので、樽を見つけるとどうしても飲んでしまうんですよね。
他にも揚げたての黒カレーパンやミオ・カザロのソーセージも食べたんですが、同行した子どもの動きに気を取られていて写真なし。うーむ。
小ぢんまりとしていて、人も多すぎないし、座るスペースも確保されていて、川越の食を簡単に楽しむならいいかもしれません。これだけのために行くとちょっと残念感もあるかもしれませんが、春まつりの中のひとつのイベントとしてはアリですね。ちょっと離れた場所には他県のグルメがあったりしたんですけど、やっぱり川越に来たなら川越の食をぜひ。
「春の」ってことなので、夏以降も細く長く続けてもらいたいですな。