ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

ジャパンブルワーズカップで本を売るだけの簡単なお仕事

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田舎者の私です。

関東には小江戸と呼ばれる地域がいくつかあり、自分はその中のとある市に住んでいます。

まあ、小江戸ってのはちょっと栄えてる感じが小さい江戸っぽいよね、ということで名付けられているのであるからして、当然のことながら江戸にあるわけではないのです。

何が言いたいのかというと、

 

 

遠い。

 

 

東京から遠いのです。そんなところから、横浜の大桟橋で開催されているジャパンブルワーズカップに参加してきたわけです。

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大桟橋って、横浜駅前とかじゃないんですよ。日本大通り駅から徒歩10分弱。大桟橋という名の通り、なかなかビッグな桟橋が海に突き出ているのです。横浜市はこれがなかなかビッグなモノをお持ちでして、大桟橋に着いたと思ったらそれはまだ付け根部分。先っちょの大桟橋ホールまではさらに3分ほど。

つまり、そんな遠いところかろ、また遠いところまで帰るのは非常に大変な行軍でして、帰宅後このエントリを書く気力・体力・時の運の何ひとつ残っていなかったと、そういうことです。

遠いなんてネガティブなことを書いてしまいましたが、いかにも横浜っていう夜景を見ることもできて、なかなかよいと思います。よいと思います。

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さて、そんなジャパンブルワーズカップで「ビール王国」編集部が雑誌・書籍販売のブースを出していたので、自分も手伝ってきました。

 

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ビールを飲みながら本を売るだけの簡単なお仕事?

もちろん著書「BEER CALENDAR」も販売していたので、ファンが殺到して、みんなビールも買わずに長蛇の列。即席サイン会のようになってしまい、開催時間中ずっとサインばかりしていました。

こんな感じで。

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……

 

 

ウソです。

 

 

著書も販売していたということだけ本当です。

オープンは金曜日の17時ということで、序盤はゆっくりとしたスタート。チラ見していく人は多少いても、なかなか購入する人はいません。これからやってくるバカ売れという嵐の前の静けさのように思われました。バカ売れという嵐が来る。きっと来る。そうやって気持ちを強く持ちました。

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19時近くになると、かなり人も多くなってにぎやかに。立ち読みする人も増えてきて、本の内容を説明するといい感じで興味持って見てもらえます。例えばこんな感じ。

「1日1本、その日の出来事に合わせてビールを紹介してるんですよ」
「へぇー」
「誕生日は何月何日ですか?」
「3月9日ですけど」
「えーと、3月9日は…あ、雑穀の日ですね」
「へぇー、そうなんだ!」
「なので、この日は雑穀を使った『雑穀ヴァイツェン』を提案してるんです」
「面白いじゃん! へー、ちょっと他の日も見てみよう」
「どうぞどうぞ」

  (パラパラと楽しそうにページをめくって立ち読み)

「すごい面白かったです! いろいろあるんですねー。ありがとうございましたー」
「あ、はい、ありがとうございましたー!」

という感じで、なかなかの好感触。

こういった好感触のお客さまが続き、著者としてこんなにうれしいことはありません。ありがたいありがたい。おかげで著書が売れた冊数は…

 

 

 

2冊!(泣)

 

 

 

ということで、ジャパンブルワーズカップは29日まで。ぜひビール王国のブースにお立ち寄りください(自分はいませんが…)。

 

BEER CALENDAR

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