清里のブルーパブレストランROCKの再建にあたって思うこと
ロックではない私です。
清里のブルーパブレストランROCKがプレオープンしたという話。
2000年頃だったと思うが、ビールとはまったく関係ない媒体の取材で清里を訪れたことがある。もちろん萌木の村のROCKも取材してビールも飲んだ。そんな場所が火事になったのは残念だったが、昨日プレオープンできたのはなにより。https://t.co/hlfvfUClXq
— 富江弘幸_ビアライター (@hiroyukitomie) 2017年4月28日
ROCKは昨年8月に火事になって営業できない状態だったんですが、それがやっと昨日プレオープンまでこぎつけた、と。うれしいことです。
2000年頃にビールとはまったく関係ない媒体の取材で訪れたことがあるんです。簡単に言うと清里のガイドブックなんですが、その当時はあまりビールには興味がありませんでした。ビール自体は好きでしたけどね。特に地ビールには興味なかったんです。
ROCKのカウンターで3種のビールが出され、カメラマンさんがその写真を取りつつ、自分はビールについての話を聞く。ひととおり取材が終わったら、「ぜひ飲んでいってください」というので、ビール3種をいただきました。
ピルスナーとデュンケルと、もうひとつはどんなビールだったか覚えていません。
「すごくおいしい…!」
と思ったわけではなく、実はあまりビールの味も覚えていないんです。たぶんおいしいビールだったはずなんですよね。でも、覚えていない。
それにはたぶん2つの理由があって、ひとつはピルスナーだったから。大手ビールと同じスタイルのビールを飲んだので、特に感動はなかったのかもしれません。
もうひとつは、ビール以外に集中すべきことがあったから。もちろん、この時は取材ですね。まだROCKの後に何件か取材が残っていたので。実はこれが結構重要なんじゃないかと今でも思うんです。
ビールでもなんでもそうですが、それを評価するのはビール単体の味だけではないんですよね。ビール単体の味がおいしいのは大前提ですが、それに加えて飲んでいるときの雰囲気だったり、一緒に飲んでいる人、その人の状況、ビールの薀蓄等々、いろいろなものが折り重なって、ビールの味になるんです。
そういう意味で、当時のROCKでおいしいという記憶がないのは残念ですが、まだライターとして駆け出しの若造だったということでご容赦いただきたいのです。
それ以来、ROCKには行っていません。しかし、初めて大手ビール以外の樽ビールを飲んだところでもあるので、それなりに思い入れはあります。だから再建できたというのはうれしいことです。
近いうちに…行けるかな?
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