クラフトビアマーケット神保町テラス店でカオマンガイとランチビール
元バックパッカーの私です。
バックパッカーをやって中国・東南アジアを旅していた頃は、1ドルでも安いドミトリーに泊まることが正義だと思っていました。安くなければ宿ではない、くらいの勢いで、たかだか1ドルくらいの差のために、安宿を探しに街を歩き回ったりするわけです。
バカですよね。バカパッカーですね。
そんな私もだいぶ歳をとり、快適であればあるほどいい、しかし同じ快適具合なら1ドルでも安いホテルに泊まるのが正義だと思うようになりました。快適でなければホテルではないくらいの勢いで、「少し設備が古く感じるかも」といったネットのコメント程度に振り回されて、どのホテルにするか決められない感じなのです。
ええと、枕が長くなりましたね。
ブログでアクセスアップさせるためには、何について述べるのかを冒頭で簡単に書いておくほうがいいらしいですが、このブログは見ての通り。
落語的な枕はSEO的にもダメなのでしょうか。
クラフトビアマーケットでランチしたというお話
さて、本題。
今日はクラフトビアマーケット神保町テラス店でランチしたというお話。
あ、こういうことを冒頭に書けばいいのか！
よくわかりました。「さて、本題」より上は不要、もしくはこの後に書けばいいということですな。わかりました。以後、試してみようと思います。
で、クラフトビアマーケットは、ある意味クラフトビールの価格破壊的な店で、クラフトビールがグラス480円というのは驚きでした。タップが30種類ってのもすごい。
第1号店の虎ノ門店もオープンしてすぐに行きましたが、「ああ、これは人気出るかも」と思ったくらいですね。まあ私程度が思ったところでなんの説得力もありませんが。
そんなクラフトビアマーケットはいまや都内に9店舗、仙台に1店舗。
そして、各店舗で料理のテーマも異なります。今日の神保町テラス店はタイ料理。以前はイタリアンだったようですが、タイ料理で正解だと思います。まあ私程度が正解と言ったところで何の説得力もありませんが。
そう、タイ料理ってことで、冒頭のバックパッカー話につながるわけですが、ここまで書いて思ったことを書いてもいいですかね。
タイってこと以外、特につながりはないな…。
落語家であれば枕がうまく本題への導入になるんですが、なんでしょうかねこの無様な感じは。
ハービストンとのコラボビール
ひとまずビールでお茶を濁しておきましょう。
この神保町テラス店は2周年を迎えたらしく、スコットランドのハービストンブルワリーとのコラボビール「セッションラガー」があったので、それを注文。
……。
えっ。
ハービストン。
「ビター＆ツイステッド」や「シェハリオン」や「オールドエンジンオイル」のハービストン？
マジか！ あのハービストンがコラボしてくれたのか！ すげえ！
なんだろう、プロ野球で言ったらヤクルトの川端あたりがコラボしてくれた感じ？ 微妙に伝わりにくいかもしれないけど、すごい実力はあってもファン以外にはあまり知られていない感じというか、誰にも知られていないおまえが言うか的な発言で大変失礼いたしました。
まあ、とにかく驚きで素晴らしい。5とか10でもない2周年で造ってくれたのもすごい。
で、飲んでみるとすごくさわやか。軽い酸味がやや勝っている感じがあって、これはタイ料理との相性はすごくいいのではないか、と。1杯目にもいいビールです。
ランチメニューもタイ料理＋α
ランチメニューももちろんタイ料理。メニューの写真は撮り忘れましたが、グリーンカレー、ガパオライス、カオマンガイ……麻婆豆腐。
ちょっと最後に気になるメニューもありましたが、カオマンガイを注文。
ライスの大盛り無料ってのがうれしいですね。
過去の記事で「ごはんおかわり自由」というコピーの偉大さについて検証していますが、
「ライス大盛り無料」もまた素晴らしいコピーだと言えましょう。当然、つられて「大盛りで」と注文してしまいました。
鶏のダシで炊いたライスにやわらかい鶏肉。カオマンガイでよくある3種のたれ（何て言うのかわかりませんが）がないのが少々残念ですが、カオマンガイ自体の味はなかなかです。
これに軽い酸味のある「セッションラガー」がうまくマッチ。これ、たぶん機械的にいくらでも食べて飲んで食べて飲んでってできるわ〜。
グラスビール（480円）＋カオマンガイ（800円）で合計1280円也。
素晴らしい。昼の料理はランチメニューとして数種類しかないけど、それをつまみにずっと飲んでいたい。安いし。
あ、ちなみにここは神保町テラス店というだけあって、ちゃんとテラス席があります。これからの時期には気持ちいいんじゃないですかね、テラスは。
ええ、今日は雨でしたけどね……。
