運が悪くても隅田川沿いの開放感あふれるテラスはビールがうまい
運の悪い私です。
運がいいなと思ったことがないわけでもないんですが、大抵その後に悪いことが起こったりするので、トータルでは運が悪いんです。
でも、こういったことは考え方次第で、「いいことの後に悪いことが起こる」と思うのではなく、「悪いことの後にいいことが起こる」と思えば、自分は運がいいってことなんでしょうね。
いいことも悪いこともサイクルになっていると思うので。
で、昨日は取材に行ってきたんです。清澄白河という未踏の地で。
なんですかこの清く澄んだ白い河という美しい地名は。あまりにも美しすぎて、「白河の清きに魚の住みかねてもとの濁りの田沼恋しき」という狂歌を思い出し、大丈夫なんだろうかこの土地は、と思ったりしてしまいました。
さて、知識をひけらかしたところで(実はあまりわかってない)、話を進めましょう。
清澄白河駅です。なんか電気がこんないい加減な並びになっていて、全然清くないイメージなんですけどね。
あー、揃えたい!#清澄白河 pic.twitter.com/uiqj3mIaol
— 富江弘幸_ビアライター (@hiroyukitomie) June 2, 2017
「美術館があるからこの駅もアートっぽくしてるんじゃね?」なんて意見もありましたが、果たしてアートなんでしょうか。並びを揃えたくて仕方ないんですが。
清くないイメージでスタートした清澄白河ですが、駅を出るとすぐに清澄庭園が。
清いです。
これは清い。清澄庭園がどんなところかは知りませんが、喧騒とは離れた庭園にふらっと入りたくなってしまう感じ。
取材があるので入りませんでしたが。
で、清澄庭園の隣には清澄公園が。
まぎらわしい。
でも、この公園もなかなか清い感じでふらっと入りたくなってしまう感じ。入場料もなく(清澄庭園は入場料150円)、取材先はこの公園を抜けてちょっと行ったところだったので、ふらっと入りました。
清い。
なかなかの広さがあって清いです。小さい子どもを連れたお母さんがちらほら。近くにこんな公園があるといいですよね。
ただ、平日の昼間だってのに、ベンチで爆睡しているサラリーマンとか、人目をはばからずベロベロしてたカップルもいて、少々濁った感じもありました。まあ、いい公園だと思います。
ガン見してやりましたけどね。
その清澄公園を抜けると、工場萌えな感じ。
セメント工場のようですが、特に工場萌えでもないのでスルー。
しようと思ったらこんな像がありまして。
ぱっと見で寅さんかと思いましたが、違うようです。日本セメントの初代社長だそうで。特に興味もないので、スルーして取材先へ急ぎます。
すると、もうすぐそこが隅田川。その川沿いにホテルがあり、その一角がビールの飲めるお店になっているのです。今日はこの店の取材にやってきました。
「PITMANS」というお店。
階段を上がっていくと……
こんないい感じのテラスに。左側がお店になっていて、ビールをテイクアウトすればここで座って飲めるんです(このテラスは公道らしいので、ビールを買わなくても座ることはできます)。
そして反対側を見ると、
スカイツリー!!
と、「!」を2つも付けてしまいましたが、特にスカイツリーに思い入れがあるわけでもなく、単にサービスで付けただけです。
まあ、眺めとしてはいいですよね。船が行き交うのを見ながらビールを飲む。いい取材になりそうです。
が。
ここでカメラの電源が入らなくなるという事態に……。完璧に充電してきたのですが、ここでカメラが使い物にならなくなるとは。カメラマン同行だったので取材には支障ないのですが、なんて運の悪いことか。
せめてビールの写真を撮ってから息絶えてほしかった……。
で、取材は滞りなく終え、モヤモヤした気持ちで取材後にビールをいただきました。下記、Twitterの写真はiPod touchで撮ったもの。アウグスビールを出しています。
かなりいい感じのテラスだったけど、強風のため店内で。#pitmans #清洲橋醸造場 #アウグスビール pic.twitter.com/O0nKUaphGD
— 富江弘幸_ビアライター (@hiroyukitomie) 2017年6月2日
いやあ、うまい。テラスに出られなくても店内から隅田川が見えるし、いい気分です。料理は基本的にBBQらしいので、ビールとも合いますわな。今日は食べてないけど。
お店としてはすごくいいところで、また来たいと思うようなところでした。ただカメラだけが……。
ちょっと考え方を変えましょう。「悪いことの後にいいことが起こる」のです。そうなのです。
ちなみに、昨日取材に行って、今日現在まで特にいいことは起こっておりません。本当にありがとうございました。