株主優待で限定ビールを
株主の私です。
以前、キリンホールディングス株式会社の株主総会に出席したという記事を書きました。
株主総会出席者のお土産を今年からとりやめたという、衝撃的な事件があり、株主継続への意欲がやや削がれたわけですが、そこはオトナなのでいまでもしっかり株を保有しています。
最近、株価が上がってきているので、売ってしまって利益確定させてしまおうか…という悪魔のささやきにも負けず(もしかしたら天使かもしれませんが)、しっかり株を保有しています。
さて、そのキリンホールディングス株式会社から、株主優待のビールセットが送られてきました。株を保有しているのは「タダでビールがほしい」という単純な理由からではありません(厳密にはタダではありませんけどね)。ビアライターの使命といいますか、各社の調査のためであります。間違いなく、調査のためであります。
では、第一次調査を開始します。こんな箱に入って送られてきました。
「47都道府県の一番搾り」というものをキリンビールでは展開していて、キリンビールの9工場がある道県から順次発売しています。そのうちの4種類の詰め合わせセットが送られてきたわけです。
6月と7月にはそれ以外の都府県のビールが発売されますが、基本的には現地に行かないと買えないもの。横浜はともかく、北海道、神戸、福岡にはなかなか行けないのでありがたい。
「株主様へ」。うむ、なかなかいい響き。普段、「様」を付けて呼ばれるのはあまりないのでね。それぞれの缶の右上には各道県の形が描かれていて、色も道県によって違います。麒麟の胴体の色もそれに合わせているようです。
まずは「北海道づくり」。
北海道の米を使っているようですね。麦芽100%ではないですが、各地の特徴を出せるように、このシリーズでは麦芽100%というレギュレーションは外しているそうです。それでも、「ビール」という表記にするため、米のように酒税法で定められた原料だけに絞っているようですが。
そして、「横浜づくり」。
こちらは副原料を入れていませんが、アルコール度数は6%とやや高めに設定しています。下部には横浜っぽいイラストが。
次は「神戸づくり」。
こちらは山田錦を使っています。日本酒でよく使われる酒米ですね。米を入れると、軽くさわやかな仕上がりになることが多いのです。こちらも「北海道づくり」もそうかもしれませんね。他社ですが、「アサヒ スーパードライ」も米を使っています。
最後は「福岡づくり」。
こちらは福岡県産麦芽100%。アルコール度数も5%で、そういう意味では標準的な感じもしますが、「力強い味わい」ということなので、モルト感が出ているのかもしれません。
ということで、第一次調査はここまで。第二次調査(試飲)の結果は、また後日ということになりますが、「一刻も早くと私が一番誰よりも思って」います、ハイ。
なお、この調査は第三者の弁護士には依頼しません。
キリン 47都道府県の一番搾り 甲信越・東海・北部九州 詰め合わせセット 350ml×12本
- 出版社/メーカー: キリンビール
- 発売日: 2017/04/25
- メディア: 食品&飲料
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