ビール時報

富江弘幸(ビールライター)公式サイト

「商品・サービス体験会」が気になるオイシックスの株主総会(結局参加せず)

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元株主の私です。

2016年6月の話です。帰宅したら、株主総会のご案内が届いていました。

その年の3月に出席したキリンホールディングス株式会社ではなく、5月に利益確定して売却していた銘柄(キリンはまだ保有しています)。すでに売却済みなのですが、株主総会に参加する資格取得後に売却していたようです。

とはいえ、株主総会の案内がきてもすでに株主でもないですし、特に時間をかけて行くほどのことでもないな…と思っていました。が、ちょっと調べてみると、これがなかなかおもしろそうな株主総会なのです。

その銘柄は「オイシックス」。

オイシックス自体にすごく興味があったわけでもなく、購入時点で値上がりしそうだなと思ったことと、株主優待で食材がもらえるということで購入したのです。

つまり、利益確定した時点で売却したというのは、そこまで会社に興味がなかったからなんですよね。株主優待の権利取得は9月なんですが、株価が下がるかもしれないのにそこまで待って食材をもらうよりも、満足いく利益が出た時点で売ってしまおうと。それで食材を買えばいいじゃないか、とオイシックスの経営陣には大変申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。はい。

が、ちゃんと利益が出たので、現時点では売却したことに後悔はありません。ですが、株主総会がおもしろそうなので、その後に「ああ、売らなければよかったかも」と思ってしまうかも。

株主総会のお知らせには、『当社商品・サービスの体験会のご案内』とあるじゃないですか。どんな体験会なのか、「株主総会 オイシックス」で検索してみました。

どうやら、キリンホールディングス株式会社では廃止された株主総会出席者へのお土産があるようです。お土産だけでなく、体験会というだけあって、いろいろ試食もできるとか。2015年はよくわかりませんが、2014年は題して「一日分の野菜がとれる株主総会」だったようです。なんじゃそりゃ。

なんじゃそりゃ、と言いながらもちょっとワクワクしている自分がいるのは否定できないのですが、いろいろ所用が入ってしまって結果としては行けませんでした。

ワクワクしている自分がいるってのは、まあ会社に興味があるといってもいいのかもしれないので、株価が下がったときにまた買ってみようかな、とも思ったりします。株主総会でこういったブランディングをしているのもなかなか面白いものです。

このオイシックスを売った利益で、またどこかおもしろい企業を探してみようかなと。