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ピタゴラ監修 佐藤雅彦氏の本を本棚から10年ぶりに発見

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今日もピタゴラ視聴している私です。

土日は子どもと風呂に入る時間があるので、今日も一緒に。最近は湯船に浸かっていると、たまに僕のまわりをぐるぐる回ることがあります。今日もそうやって回っていると、僕の背中に回り込んだところでストップ。どうやら背中にホクロがあるのを発見したようで、それを指差して、一言。

「パパが描いたー! グフフフ」

描けねーよ。

さて、今日は本棚を整理していると、佐藤雅彦氏の『プチ哲学』(中公文庫)を発見。もう10年近く前に買った文庫で、一度読んだ後は本棚に入れっぱなしだったと思うので、これが再読でしょうかね。いやしかし、なかなか面白い。

 

プチ哲学 (中公文庫)

プチ哲学 (中公文庫)

 

まあ、もともと面白いと思って買った本ということもあるんですが、氏が監修している「ピタゴラスイッチ」をガチで見るようになって、より面白く感じるようになったというか。

大人のピタゴラスイッチ」って見たことありますかね? 「ピタゴラスイッチ」自体が子どもの「考え方を育てる」番組で、ちょっとレベルが高くなった感じのものが「大人のピタゴラスイッチ」。それを、ピタゴラのキャラクターなしでちょっと文章化したのが『プチ哲学』といった感じでしょうかね。

大人の「考え方を育てる」本と言ってもいいかもしれません。

氏の本では、『四国はどこまで入れ替え可能か』(新潮文庫)もこれまた面白い。この本は漫画なので、とっつきやすいと思います。「ピタゴラスイッチ」にも出てくる「フレーミー」の原型も少しだけ載っています。